カテゴリ:アート( 5 )
近況報告 その1
桜の花が咲き始め、明日から4月になるのに、3月半ば以降、全く更新できませんでした。 
休日以外は、仕事の忙しさには目まぐるしいものがありましたが、何をしていたのかと申しますと、休日はしっかりと心の洗濯をしておりました。
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3月21日(祝)は、オリックスの清原の出身地「岸和田市」での、「桂米朝一門会」に行きました。

ここ10年ほど毎年「桂米朝一門会」に行っています。 吉本的な笑いも好きですが、落語の笑いも好きです。 落語では人間国宝で上方落語の第一人者、桂米朝の落語が特に大好きなのですが、ここ数年は大取ではなく中入り前の登場で昨年あたりから声も小さくなり、今年は「これが最後になるかもしれませんな。」という本人の冗談(本心かも?)で、他の観客の人たちと爆笑したものの、「ひょっとして、これ笑い事やあらへんやん。」とまじに思いました。  小話をしているとき、言葉と言葉の間で微妙な間が開いたり、同じ事を繰り返し言ったり、落語自体も台本の棒読みのような部分もあったりで、ハラハラ、ドキドキしながら聴いていました。 無事に「落ち」までたどりついた瞬間「ほっ」としたのは私だけでは無かったはずです。

老人の1年は、若者の5年~10年に相当するのかも知れません。  しかし、老いをさらけ出してまで舞台に上がる彼の生き様にはとても勇気づけられました。 もし、自分ならとっくに引退していると思うのです。 今は亡き桂吉朝が、米朝に次ぐ巧さだと感じていたのですが吉朝より30歳近く年上である米朝は、吉朝や桂枝雀の分まで頑張っているのかもしれません。
 
「来年も是非お会いしたい。」 心からそう願った一門会でした。 
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by pomology | 2006-03-31 21:16 | アート
百貨店が生んだグラッフィック・デザイナー
生誕100年今竹七郎大百科展
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自分で描いたり、作ったりするのは苦手ですが、鑑賞するのは大好きです。 好きなものを見るためなら、それが海外の僻地であろうが訪れていた時もありました。 博物館、美術館も大好きな場所です。 お気に入りのデザイナーや画家も多いのですが、その中の1人がデザイナーであり画家でもあった今竹七郎です。 グラフィック・デザインが好きな人はご存じかもしれません。 1905年神戸市に生まれた彼は、戦後独立するまでは神戸大丸と大阪高島屋で仕事をしていました。 彼の先駆的なデザインのモダンさは、神戸市下山手のモダンな環境で育ったことと、就職した当時の百貨店がモダニズム文化の最先端を担っていたところから来ているといいます。
2000年に94歳で亡くなるまでずっと関西で活動をしていた彼の多くの人が知っているであろう有名な作品は、「メンソレータムのトレードマーク」「オーバンド(輪ゴム)のパッケージ」「関西電力のトレードマーク」などたくさんあります。

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その彼の生誕100年を記念して、10月8日(土)~11月27日(日)までの期間、西宮市大谷記念美術館今竹七郎 大百科展が開催されています。

さて、先月再生オープンした「そごう心斎橋本店」ですが1920年代の百貨店のように、その時代の文化の最先端を担う百貨店であって欲しいです。 「そごう塾」を開講したり、「そごう劇場」を作ったりと芸術に力を入れているあたり好感が持てます。 是非、ミナミの新しい文化の発信地になって欲しいものです。 がんばれ、「そごう」!
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by pomology | 2005-10-11 23:23 | アート
73.1
8月6日
昨年、ミスチルのコンサートで数年ぶりに広島を訪れました。
今日で、広島は被爆60年。 被爆者の平均年齢も73.1歳と高齢になってきているそうです。 その人たちの意志を引き継ぎ、この世界から核兵器廃絶を!という強い願いを世界に伝えることは、私たち日本人の使命のような気がします。
 
     以前、デザイナー三宅一生の物づくりの原点には、故郷、広島での被爆体験
    があるようなことをこのブログで紹介したのですが、あと2人、私の大好きな
    芸術家を紹介しておきます。

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平山郁夫(画家):以前シルクロードに興味を持ち始めた時彼の作品に出逢い、それ以来好きな画家の1人なのですが、彼は修道院中3年生の時、爆心地から約3km離れた学徒動員先の軍需工場で被爆しました。

「朝の8時すぎだった。たまたま空を見上げ、B29が落下傘を落とすのに気づいた。級友たちに知らせようと、建物の中に入った直後、ピカッとあたりが閃光(せんこう)に包まれた。」

彼は長年、その体験の衝撃が強かったため広島をテーマにした作品はほとんど描いていなかったそうです。 彼は現在、さまざまな形で被爆体験を伝え、さらに世界平和への取り組みも行っています。 今朝、BS2の「あの日昭和20年の記憶」にも出演していました。

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岡本太郎(芸術家):故人ですが、「芸術は爆発だ!」そして「太陽の塔」で有名ですね。
彼は「太陽の塔」と同時期にメキシコの高層ホテルの壁画「明日の神話」を描いていたそうです。 しかし、そのホテルは結局建設中止となり行方不明となっていた壁画が約35年ぶりにメキシコで発見され、修復、公開のため里帰りしました。
芸術と社会との関わりを追求した岡本太郎が反核、反戦をテーマとして描いた最大の絵画作品で、「原爆の悲劇に対し、それを乗り越えて生きる人間の逞しい生のエネルギーを誇らかに歌い上げたもの」になっています。  その彼のメッセージをしっかりと受け止めたいです。
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by pomology | 2005-08-06 21:05 | アート
ゴッホ、そして三宅一生
Gogh
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 5月31日(火)~7月18日(祝)まで、国立国際美術館(大阪市北区)で「ゴッホ展 孤高の画家の原風景(Van Gogh in Context)」が開催されます。 ゴッホの絵は日本以外では、ロンドンやパリの美術館で見たことがありますが、今回はオランダのゴッホ美術館所蔵の「芸術家としての自画像」、クレラー=ミュラー美術館所蔵の「糸杉と星の見える道」をはじめとする初期~晩年までの作品約30点に加え、ミレー、セザンヌ、モネ、ゴーギャンなどゴッホゆかりの画家の作品も約30点、その他資料などが展示、紹介されます。 画家としてのわずか10年間で約2000点もの作品を描いたゴッホですが、晩年彼の精神状態が悪化したときの作品を間近で見たとき、絵筆のタッチや色彩などからじわりじわりと染み出してくる、言葉では表現しにくい特別なエネルギーを感じたことを思い出します。 5月31日(火)には、大阪大学中之島センターで、「越境/モダンアート」をテーマにシンポジウム(参加費は無料で、当日9:45から一般受付、先着190名)があります。

 三宅一生
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  土曜日、休日出勤するときは普段より遅い時間に家を出るため、空いている電車の座席にゆったり座りながら日経をゆっくり読むのがささやかな楽しみの1つです。 折り込みのNIKKEIプラス1が好きなのですが、今日はプラス1ではなく本誌の「アート探求」のコラムに三宅一生の記事が載っていました。 「ファッションデザイナーで有名な三宅一生の物づくりの原点には、故郷、広島での被爆体験がある。」という書き出しでこの記事は始まります。 彼は七歳で被爆し、母親を亡くしています。 そして、焼け野原から復興する広島市街で育ちます。 その過程で「何があっても人間は生きていくものだし、生きていかなければならない。」との確信を抱いたそうです。 
 6月26日(日)まで広島市現代美術館で特別展「そして、未来へ--ヒロシマ賞受賞作家のまなざし」が開催されており、会場入り口に展示されているオレンジ・イエロー・パープル・ブルーそしてグリーンの5色の巨大な布のインスタレーションこそが、今彼が最も力を注いでいる服飾デザイン「A-POC」(a piece of cloth)の新作です。
悲劇の上に悲劇の語り部を持ってきても、悲劇の街が強調されるだけ。 今の広島に必要なのは、もっと人を元気づける文化と、それをよりどころに光りを見つけること。」と彼は説明しています。 このインスタレーションに明るい色彩を使用しているのもこういった理由からなのですね。 
 高校生の三宅一生は、1951年にイサム・ノグチが設計した平和大橋を見て次のように思ったそうです。 
 「焼け野原に原爆ドームと平和記念公園、そしてできたばかりのこの橋があった。自転車で渡って横目で見ながら、ある日、デザインとはこういうものなのかと初めて気付いた。
 広島は昨年夏、ミスチルのコンサートに行くため再訪しました。 平和記念公園周辺も訪れましたが平和大橋は印象に残っていません。 三宅一生のことをもっと深く知っていたら、広島の街もまた違った見え方がしたかもしれません。 
 今は、ゴッホ三宅一生の作品に何か繋がりがないかと、ひとり思い巡らせています。 
     
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by pomology | 2005-05-28 21:37 | アート
HIPGNOSIS
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by pomology | 2002-01-01 01:01 | アート
  

ブログは永らく休止中ですが、今年2009年 Mr.childrenについてはホールツアー1回、ドームツアー2回行って来ました。
by pomology
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